Spring Summer 22 Collection
“LEE IZUMIDA”
Special Collaboration


Our Story
IZUMIDA LEEの世界、自然体の「アカデミック」
なぜか惹かれる。どうしても今、会いに行きたい。その衝動が止められないほど魅了されたアーティスト、IZUMIDA LEEさんの作品は、食べもの、動物、花、など身近なものを題材にしている。鮮やかな色使いは親しみやすく、シンプルに胸に伝わってくる。狙っていない心地よさ。JOSEPH STUDIOの持つ、日常に寄り添うブランドの姿勢に、響き合うものを感じる。私たちは彼女の活動を追いかけ、ラブコールし、2022年この春ついに、コラボレーションが実現しました。精力的に個展を開くだけでなく、百貨店やブティックのショーウインドウを華やかに描いたかと思えば、街の小さなパン屋さんの入り口を、軽やかに彩っていく。どこまでも自然体の彼女にJOSEPH STUDIOがリクエストしたのが、本シーズンのテーマ「アカデミック(ACADEMIC)」。往復書簡のようなやりとりを重ねながら、実験的で、同時にとても本能的な作品が生み出されていくプロセスは、まさに破壊と構築。思考のプロセスそのものが、作品となっていきました。

Shibuya PARCO Live painting event
JOSEPH STUDIO
Pop up store
- London
Live Painting Event
ライブペイント、
まるでロンドンの街並みを歩くように。
昨年冬、「渋谷PARCO POP UP SPACE」にてLEEさんの即興のライブペインティングが開催されました。せっかくLEEさんに作品を作ってもらえるとあって、キャンバスにもこだわりました。洋服を作る時に廃棄されるシーチング(薄手の平織の布)を、JOSEPH STUDIOチームが夜な夜なパッチワークし繋ぎ合わせ、大きなキャンバスを用意したのです。美しくパッチワークされたキャンバスに描くのは気が引けたそうですが、徐々に目の前の風景の中に入り込んでいくLEEさん。キャンバスは、瞬く間に潔い線で埋め尽くされていきます。モンタージュが重なり合い、いつの間にか目の前にはロンドンの街並みが現れました。迷路のような、過去から未来へ駆け抜けていくタイムトラベルのような、はたまた、脳内の記憶のような。LEEさんのピュアな感性と、即興であるという偶然性が重なり合っていくようです。その場にしかないエネルギーを少しずつ巻き込みながら、じっと見つめる観客の温かい眼差しも感じながら、静かで強く、存在感のある作品が出来上がりました。アクリル絵の具がエコじゃないからと、話してくれるLEEさん。けれど、いつまでも眺めていたい、ずっとずっと大切にしてもらえる作品を描くことが何よりも持続可能なわけで、そして、大切に思えるものがあれば、きっと人にも優しく、地球にも優しくできるわけで。彼女の後ろ姿を見ながら、アートがあることの圧倒的な意味を感じずにはいられないのでした。
Collaboration Item

- Blouse ¥20,900
Daffodils Print
ダフォディル プリント
LEEさんをイメージして作ったオフスリーブ、オンスリーブにもなり3wayで着ることができるノンスリーブシャツは、ダフォディルの詩の作品が施されています。LEEさんをイメージすると、服を着る時に、たった一つの着こなしじゃないだろうなと想像できるのです。そんな彼女の自由さと軽やかさをイメージしてデザインしました。どんな服にも合わせても、七変化できるシャツです。
Montage Linen Print
モンタージュ リネンプリント
モンタージュを大胆に施した、リネンプリントのドレスとパンツ、そしてシャツは麻の持つ風合いと手触りを大切に、プリントの程よい発色と、馴染み感にこだわりました。袖を通したときに気持ちの良い爽快感があり、気分に寄り添うファブリックのコシと、フォルムを楽しんでいただきたいシリーズです。

- Pack Beach Sandals ¥4,950 | Coming Soon
Pack Beach Sandals
ダフォディル ビーチサンダル
神奈川県葉山の「ゲンベイ」のサンダルとコラボレーションしたダフォディルプリントが美しいビーチサンダルです。鼻緒とソールに天然ゴムを使い、スレや締めつけで足が痛くなりにくく、履けば履くほど足がソールに馴染んでいくビーチサンダルです。とりわけ、作品の発色に出来るだけ近づけるプリントに時間をかけました。袋はオリジナルデザインです。
※サンダルの販売は5月中旬ごろを予定しています。
Coordinate


Profile
Lee Izumida
絵描き
1986年、北海道生まれ。幼少期から絵を描き始める。アメリカ留学時に絵を学ぶ。両親も絵が好きだったせいか、日常の延長に絵を描くことがある。日記のように、本を読むみたいに、料理をするみたいに、スケッチをする。赤、青、緑、黄、白、五原色。小さい頃から好きな色も好きなごはんと同じで、変わらない。2015年より東京に拠点を移し、2019年より本格的に絵描きとしての活動をスタート。アクリル画の作品を中心に、看板や宣伝美術、ウィンドウに用いられる絵や文字を描いている。
Souta Serata
美容師
1986年、東京都生まれ。「HEAVENS OMOTESANDO」 店長。旬でお洒落な顧客を多数持つ、表参道のトレンドセッター。